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5Gの要素技術開発に向けた検証/測定環境をトータルでサポートマイクロウェーブ展2014

キーサイト・テクノロジーは、「マイクロウェーブ展2014」で、世界最高レベルの性能を持つ測定器群を展示するとともに、第5世代移動通信(5G)システムの要素技術開発に向けた測定機器の提案を行った。

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 キーサイト・テクノロジーは、「マイクロウェーブ展2014」(2014年12月10〜12日、パシフィコ横浜)において、世界最高レベルの性能を持つ測定器群を展示するとともに、第5世代移動通信(5G)システムの要素技術開発に向けた検証/測定機器の提案を行った。

 5G関連に向けたコーナーでは、新しい変調方式を検討するためのEDAツールから、Massive MIMOに対応した送受信モジュール、マイクロ波/ミリ波対応の測定器まで展示し、5Gの要素技術開発に必要な検証/測定環境をトータルでサポートできる強みをアピールした。

5Gの要素技術開発に必要な開発/評価、検証環境を一堂に展示した。左はEDAツールのシミュレーション画面

 通信システム設計用のシステムシミュレータ「SystemVue」は、FBMCやGFDMなど5Gで検討されている新しい変調方式に対応する信号がライブラリとして用意されており、送受信を含むシステム全体の設計と検証を効率よく行うことが可能となる。また、回路シミュレータ「ADS」や「GoldenGate」などと組み合わせると、設計したアナログ部品の回路特性を含め、システム全体の詳細な解析を行うことができるという。

 5G関連向けとしては、分解能12ビットで入力8チャネル、1.6Gサンプル/秒の高速デジタイザやMIMO信号発生器/解析器、オシロスコープ「Infiniium Zシリーズ」など、実機ベースの信号測定/解析に必要となる製品群も用意している。

 この他ブースでは、世界最高レベルの性能を実現している測定機器も来場者の注目を集めていた。THz帯信号の変調解析に向けたネットワークアナライザ「PNA-Xシリーズ」や、10MHz〜40GHzに対応したマイクロ波信号発生器「UXGシリーズ」、65Gサンプル/秒で20GHzまでの信号を生成することができる高速任意波形発生器「M8195A」など、新製品を中心に展示された。

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