Bluetooth対応機器が花盛り、CESで見た注目製品:2015 CES(1/3 ページ)
ラスベガスで開催中の「2015 International CES」では、数多くのBluetooth対応機器が展示されている。その中のいくつかを紹介しよう。
「2015 International CES」(2015年1月6〜9日、米国ラスベガス)では、さまざまなBluetooth対応機器が展示されている。キャッチフレーズ「The Sky’s the Limit(可能性は無限である)」を十分に思わせる製品/開発品が並ぶ。ウェアラブルなフィットネス機器が注目を集めた一方で、いくつかの医療用機器も話題となっている。
禁煙を促す? 電子ライター
喫煙をモニタリングする電子ライター「Quitbit」は、コイルでタバコに火を付ける度に時間や本数を記録する。ユーザーが煙草の本数を減らし、少しずつ禁煙できるよう促すことを目的としている。
Quitbitは一度の充電で1週間持続して使用することができる(1日約20回点火することを前提とする)。Quitbitのアプリは、点火した回数でタバコ代を計算する。
Quitbitの価格は99米ドル。現在予約受け付け中で、2015年5月から出荷される予定だ。
スマホとつながる補聴器
GN ReSoundが展示する「ReSound」は、BluetoothあるいはWi-Fiでスマートフォンにつながり、スマートフォンのアプリでコントロールできる補聴器シリーズである。
ReSoundの価格は2000〜3000米ドルで、聴覚学者や医療専門家を通じてのみ入手可能だ。この補聴器の目的は、音圧やSN比、低音や高音を常時モニタリングするスマートフォンのアプリを通じて、ユーザーがもっと自主的に補聴器を使いこなせるようにすることだ。
この補聴器とアプリを用いると、ユーザーはお気に入りのレストランなど特定の場所では、そこに合わせた設定をカスタマイズできるようになっている。
Wi-Fiを介して、スマートフォン/タブレット端末から補聴器に直接、音を送ることができる。小型のハブを用いると、テレビから補聴器に音をストリーミングすることも可能だという。
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