ウェアラブルがけん引、印刷エレクトロニクスに期待：電子機器設計/組み込み開発メルマガ 編集後記

回路をがんがん印刷。

[村尾麻悠子，EE Times Japan]

　この記事は、2015年1月28日発行の「電子機器設計/組み込み開発メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。

ウェアラブルがけん引、印刷エレクトロニクスに期待

　個人的に注目していきたい技術に、プリンテッドエレクトロニクス（印刷エレクトロニクス）と有機トランジスタがあります。

　プリンテッドエレクトロニクスは、製造工程の簡素化、製造装置の小型化、（ロール・ツー・ロールで製造できるので）生産性の向上など、さまざまな利点があります。十数年前から研究開発が行われてきましたが、なかなか実用化までたどり着くのは難しい分野でもあります。派手な発表が相次ぐものではないのですが、ここ最近は以前よりも注目度が高まっているような印象を受けます。