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ハンズフリーIP電話が対面業務の効率を上げる:首から下げて使える小型端末を利用(1/2 ページ)
アドバンスト・メディアは、IP電話サービスの発売を開始すると発表した。同日に発売される音声認識に特化したウェアラブル端末と連携することで、ハンズフリーで通話を実現するという。
アドバンスト・メディアは2015年8月27日、クラウドで提供するIP電話サービス「AmiVoice IP-Phone」の発売を2015年9月15日より開始すると発表した。同日に発売される音声認識に特化したウェアラブル端末「AmiVoice Front WT01」とBluetoothで連携することで、ハンズフリーで通話を実現するという。
高騒音の環境下でも音声認識が可能
AmiVoice IP-Phoneは3GやLTEなどの携帯通信網やWi-Fi環境を利用する。
クラウドで提供するハンズフリーのIP電話サービス「AmiVoice IP-Phone」の仕組み。「AmiVoice Front WT01」とスマートフォンをBluetoothで接続して使用する (クリックで拡大) 出典:アドバンスト・メディア
最大の特徴は、AmiVoice Front WT01とスマートフォンをBluetoothで連携すると、ハンズフリーで通話ができることだ。AmiVoice Front WT01は2つのマイクを用いて高い指向性を作るとともに、ノイズキャンセル機能を搭載。そのため、高騒音の環境下でも音声認識ができる。また、背面にスピーカーが付いているため、音声による対話が可能である。万が一、対話の内容を聞かれたくない場合は、イヤホンを付けることもできる。
AmiVoice Front WT01は、2つのマイクを用いて高い指向性を作るとともに、ノイズキャンセル機能を搭載したことで、高騒音の環境においても音声認識が可能になる (クリックで拡大) 出典:アドバンスト・メディア
AmiVoice Front WT01は、音声認識に加えてマルチファンクションボタンが付いている。このボタンは、自由にプログラミングでき、1回押すと「アプリ起動」、2回押すと「アプリのコマンドを実行」、長押しで「音声認識」といったカスタマイズも可能だ。
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