バンナムなどから1.6億円調達のIoT企業Moffとは:ウェアラブルなスマートおもちゃで話題(1/2 ページ)
ウェアラブルなスマートおもちゃ「Moff Band」を提供するMoffは、バンダイナムコエンターテインメント、ORSOなどを引受先として、総額1.6億円の第三者割当増資を実施したことを発表した。フィットネス分野のゲーミフィケーション化を可能にするプラットフォームを強化するとしている。
ウェアラブルなスマートおもちゃ「Moff Band」を提供するMoffは、バンダイナムコエンターテインメント、ORSO、TomyKや個人投資家を引受先として、総額1.6億円の第三者割当増資を実施したことを発表した。
今後は、ユニバーサルデザインのセンサーデバイスであるMoff Bandの動作、姿勢認識技術やデータ解析技術を活用し、フィットネスやヘルスケアの分野でのゲーミフィケーション化を可能にするプラットフォーム「アクティブ・ゲーミフィケーション・プラットフォーム」を強化するとしている。
Moff Bandって?
Moff Bandは、「自分の動き全て、手にしたものをすべてをおもちゃに変える」(同社)という。専用のアプリをダウンロードして、手首につけることで、動きと音を連動させた遊びを楽しむことができる。例えば、子どもがおもちゃを持ってサムライや魔法使いになりきれるといったような機能がある。また、テニスやゴルフなどのスポーツ、ギターやドラムなどの音楽を親子で楽しむこともできるという。
Moff Bandはクラウドファンディングサイト「Kickstarter」からプロジェクトが始まっている。2014年3月にクラウドファンディングを開始し、48時間以内に目標金額2万ドルを達成した。最終的には、1157人の支援者により7万8871米ドルを調達し、2014年10月から日本国内で正式発売されている。
クラウドファンディング開始後から多くのメディアで注目を集め、Amazon電子玩具カテゴリーで「日本国内最高1位」「米国最高2位」にランクインしたという。
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