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「iPad mini 4」を分解さらりと発表、でもきちんと進化(1/2 ページ)

「iPad Pro」に比べて、さらりと発表されてしまった「iPad mini 4」だが、前世代に比べて当然ながらきちんと進化している。iFixitが、既に分解を完了しているので、その様子を見てみよう。

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 2015年9月9日(米国時間)に新製品発表会を開催したApple。タブレット端末の話題は、もっぱら12.9型ディスプレイを搭載した「iPad Pro」に持っていかれた印象が強いが、本記事では「iPad mini 4」に焦点を当てたい。

 というのも、やはり早速iFixitが分解していたからだ。

 まずは、iPad mini 4の主な仕様を簡単に振り返ってみよう。

  • 容量:16GB、64GB、128GB
  • 7.9型「Retinaディスプレイ」(2048×1536ピクセル、画素密度は326ppi)
  • 高さ203.2×幅134.8×厚さ6.1mm、298.8g(Wi-Fiモデル)
  • 64ビットプロセッサ「A8」およびモーションコプロセッサ「M8」を搭載
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「iPad mini 4」(クリックで拡大) 出典:Apple

メインボードの搭載部品は?

 メインボードの搭載部品を見ていこう。

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iPad mini 4メインボード(クリックで拡大) 出典:iFixit

:Appleのプロセッサ「A8」。パッケージ内には、SK Hynixの2GB LPDDR3 SDRAM「H9CKNNN8KTBUSR」が搭載されている。ちなみに、「iPad mini 3」では、エルピーダメモリの1GB LPDDR3 DRAMが採用されていた
オレンジ:SK Hynixの16GB NAND型フラッシュメモリ「H2JTDG8UD1BMR」
黄色:NXP SemiconductorsのNFCコントローラIC「65V10」
水色:Appleのオーディオコーデック「338S1213」
:NXP Semiconductorsの「LPC18B1UK」。これが、モーションコプロセッサ「M8」である

 次は、同じメインボードの左の部分に搭載されている部品を見ていく。

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メインボードの左部分(クリックで拡大) 出典:iFixit

:中国Universal Scientific IndustrialのWi-Fiモジュール「339S00045」。iPad Mini 3では、「339S0213」を採用していた
オレンジ:BroadcomのタッチスクリーンコントローラIC「BCM5976C1KUB6G」
黄色:Texas Instruments(TI)の「343S0583」

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