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「iPad mini 4」を分解さらりと発表、でもきちんと進化(2/2 ページ)

「iPad Pro」に比べて、さらりと発表されてしまった「iPad mini 4」だが、前世代に比べて当然ながらきちんと進化している。iFixitが、既に分解を完了しているので、その様子を見てみよう。

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バッテリーが低容量に

 では、iPad mini 3とiPad mini 4のバッテリー周りの比較を見てみよう。

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iPad mini 3(左)とiPad mini 4(クリックで拡大) 出典:iFixit

 まず目を引くのが、赤枠で囲まれたバッテリーかと思う。Appleが発表した仕様では、iPad mini 4のバッテリー持続時間は、iPad mini 3と変わらず10時間だ。だが、バッテリーの容量は、iPad mini 3が23.8Whr、iPad mini 4が19.1Whrと減っているのである。初代iPad miniは16.3Whなので、これに近いくらいバッテリー容量が減っていることになる。さらに、iFixitの分解によると、iPad mini 4ではシングルセルになっているようだ。

 黄色の枠は、「FaceTime」用のカメラである。iPad mini 4では、カメラのサイズがかなり小さくなっていることが分かる。

 オレンジの枠はアンテナ、緑の枠はプラスチックスペーサで、Wi-Fi通信チップを搭載した基板周辺のスペースを埋めるために入れられているようだ。

 iFixitは、iPad mini 4の修理のしやすさを10段階中「2」と評価している。10が最も修理しやすいので、iPad mini 4は、修理しにくい部類に入るといえるだろう。ちなみに、iPad mini 3の評価も「2」だった。

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