レビュー
「iPhone 6s Plus」を分解:iPhone 6sに続いてiFixitが公開(1/2 ページ)
モバイル機器の修理マニュアルを提供するiFixitが「iPhone 6s Plus」の分解の様子を公開した。今回も、搭載デバイスを中心に中身をみていこう。
Appleの新型スマートフォン「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」が2015年9月25日に発売された。モバイル機器の修理マニュアルを提供するiFixitがiPhone 6s*)に続いて、iPhone 6s Plusの分解を実施しその様子を公開した。その中から、搭載デバイスを中心に紹介する。
電池容量は2750mh
まずは、バッテリーだ。
搭載バッテリーのエネルギー容量は、10.45Wh(2750mAh×3.80V)だ。前モデルの「iPhone 6 Plus」のバッテリーは、11.1Wh(2915mAh×3.82V)であり、iPhone 6s同様、若干ながら容量が小さくなっている。
メインボード
メインボードの表面に実装されている主なデバイスは次の通り。
- 赤色:Appleのプロセッサ「A9」(APL1022)。SK Hynixの容量2GバイトのLPDDR4 RAM(H9HKNNNBTUMUMR-NLH)を同梱。
- オレンジ色:QualcommのLTEモデム「MDM9635M」
- 黄色:TriQuintのパワーアンプモジュール「TQF6405」
- 緑色:Skyworksのパワーアンプモジュール「SKY77812」
- 水色:Avago Technologiesのパワーアンプモジュール「ACPM-8030」
- 青色:QualcommのエンベロープトラッキングIC「QFE1000」
基本的には、iPhone 6sとほぼ同じ部品構成になっている。先にiFixitが公開したiPhone 6sのA9プロセッサは、Samsung ElectronicsのRAMを搭載していたが、今回はSK Hynixだった。ただ容量は2Gバイトで共通だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.