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「iPhone 6s Plus」を分解:iPhone 6sに続いてiFixitが公開(2/2 ページ)
モバイル機器の修理マニュアルを提供するiFixitが「iPhone 6s Plus」の分解の様子を公開した。今回も、搭載デバイスを中心に中身をみていこう。
メインボード裏面
メインボードの裏面に実装されていたデバイスもiPhone 6sとほぼ同一のデバイスばかりだった。
フラッシュメモリについては、iPhone 6sの分解時には東芝製が搭載されていたが、今回はSK Hynix製だった。なお、2015年9月にiFixitが公開した「iPad mini 4」の分解では、RAM、フラッシュともにSK Hynix製品の搭載が、先ごろ公開した「新型Apple TV」の分解でもSK Hynix製RAMの搭載が確認されている。
・関連記事:「iPad mini 4」を分解
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メインボード裏面に搭載されていた主なデバイスは次の通りだ。
- 赤色:SK HynixのNAND型フラッシュメモリ「H230DG8UD1ACS」(16Gバイト容量)
- オレンジ色:Universal Scientific IndustrialのWi-Fiモジュール「339S00043」
- 黄色:NXP SemiconductorsのNFCコントローラ「66V10」
- 緑色:Dialogのカスタム電源管理IC「338S00122」
- 水色:Cirrus LogicのカスタムオーディオIC「338S00105」
- 青色:Qualcommの電源管理IC「PMD9635」
- ピンク:Skyworksのパワーアンプモジュール「SKY77357」
- 村田製作所のフロントエンドモジュール「240」
- RF Micro Devicesのアンテナスイッチ「RF5150」
- NXP Semiconductorsの「1610A3」
- Cirrus LogicのカスタムオーディオIC「338S1285」
- Texas Instrumentsの電源管理IC「TPS65730A0P」
- Qualcommの無線トランシーバ「WTR3925」
- Skyworksの無線LANフロントエンドモジュール「SKY13701」
- Texas Instrumentsの「TI 57A5KXI」
修理はしやすい?
なお、iFixitは、iPhone 6s Plusの修理のしやすさを10段階中「7」と評価している。10が最も修理しやすいので、iPhone 6s Plusは、比較的修理しやすい部類に入るといえるだろう。ちなみに、iPhone 6sの評価も「7」だった。
分解の詳細は、iFixitのWebサイトで確認できる。
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