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部分痩せは可能なのか? (前編)世界を「数字」で回してみよう(19) ダイエット(3/5 ページ)

今回は、いわゆる「部分痩せ」について徹底的に検証したいと思います。私にとって、ダイエットとは、体重が「重い」か「軽い」かだけの、単なる“スカラー”問題ですが、一部の人(特に女性)にとっては、そうではないようです。特定の部位の増減が気になるという“ベクトル”問題でもあるようなのです。

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“部分痩せ”に対する男女の意識の差

 まず、このアンケート結果から簡単な「男女間の意識の違い」を読み出してみます

(この数値解析に関しては、NTTデータ数理システムさんの”BAYONET”を使わせていただきました。このツールについて詳しく知りたい方は、「ベイズ推定を「パンティ」で理解する」(20ページ〜)をご覧ください)。

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 男女間のダイエットに関する取り組み方の意識の違いがはっきりしています。

 女性は「ダイエットは数値化ができない(62%)」と思いつつ、「ダイエットの失敗の基準はある(62%)」と思っており、また、「自分のダイエットの失敗」に対して自罰的な態度が見られます。比して、男性は「数値化できる(80%)」と考えています。これは、男性のダイエットの視点が「体重」しかないことの傍証となっていると思われます。

 さて、ダイエットの「部位の興味」に対する男女意識の違いですが、女性が「バスト」とウエスト」に強い興味がある(6割以上)のに対して、男性は「ウエスト」しか興味がありません(7割以上)。これも、女性が「スタイル重視」、男性が「体重値重視」の傍証だと思います(ただ、ちょっと良く分からないのが、女性の「ヒップへの興味の低さ」です)。

 では、「部分痩せ」に対する男女の意識差を見ていただきましょう。

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 男性の「部分痩せ」に対する興味のなさが見事なほどです(本当に「どーだっていい」という感じがにじみ出ています)。

 一方、女性では、「部分痩せ」が可能と考えている人は54%で、不可能と考えている人との見解が拮抗しています。また、痩せるまたは太る順番に関しても「興味がない」「順番がある」「順番はない」も同じように拮抗しています。

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