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ドローンの安全な制御通信は量子鍵配送が実現するNICTなどが開発(2/2 ページ)

情報通信研究機構は2015年9月、プロドローンとサンエストレーディングと共同で、ドローンの飛行制御通信の安全性を強化する技術を開発したと発表した。

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2年以内に第一世代システムの商品化を予定

 NICTなどは2年以内に、地上での暗号鍵の配送に信頼できる宅配サービスなどを利用し、通信を使わずに供給する第一世代のシステムを商品化する予定。第二世代のシステムも、NICT敷地内の東京量子鍵配送ネットワーク*)で研究開発を継続していく。

*)NICTのテストヘッド上に構築された都市圏の量子鍵配送ネットワーク。重要通信サービスの試験運用や次世代技術の研究開発が行われており、長期的な安全性や信頼性のテストが行われている。

 ドローンの運用が第二世代の量子鍵配送ネットワークで実現すると、高い安全性を実現するだけでなく、複数の地上局とドローンから成るシステムで、動的にドローンの飛行エリアや経路の選択と制御を行うことが可能になるという。

Youtubeで公開されているNICTなどが開発した技術の紹介動画

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通信 | NICT(情報通信研究機構) | ICT


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