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3グラムのマイコンボードで、折り鶴が舞う!環境次第で最大20分間(1/2 ページ)

ラピスセミコンダクタは2015年10月7日に開幕する「CEATEC JAPAN 2015」(シーテックジャパン/会場=千葉市・幕張メッセ)で、超軽量型マイコンボードを使った小型飛行体「ORIZURU」の飛行デモを実施する。

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小型、低消費電力を生かせるデモとして

 ロームの子会社であるラピスセミコンダクタは2015年10月7〜10日に開催されるエレクトロニクス/IT関連総合展示会「CEATEC JAPAN 2015」(シーテックジャパン/会場=千葉市・幕張メッセ)で、特別に開発した超軽量型マイコンボードを使った折り鶴を模した紙で作った飛行体「ORIZURU」の飛行デモを公開する。

 ORIZURUは、超小型飛行体研究所と共同で開発した羽ばたくことで空を飛ぶ飛行体。全長70cmで少し大きめの折り鶴ではあるが、紙で作られている。


小型飛行体「ORIZURU」。内蔵されているボードが「Lazurite FLY」だ (クリックで拡大)

多数のセンサーを搭載

 ORIZURUの飛行を制御する頭脳として、搭載されているのが、ラピス製マイコンボード「Lazurite」(ラズライト)をベースにしたORIZURU専用特製ボード。Lazuriteは、低消費電力を特長とするラピス独自の16ビットマイコンの使用用途を電子工作分野などへも広げようと企画、製品化されたもの。「Lazuriteの消費電力性能、小さなサイズを生かしたデモを行いたい」ということで、超小型飛行体研究所と連携。Lazuriteを小型、軽量化した特別版「Lazurite FLY」を開発した。Lazurite FLYは、マイコンの他、920MHz無線LSI、羽根を羽ばたかせるためのモータードライバ2個、9軸加速度センサー、気圧センサー、地磁気センサー、照度/近接センサーを搭載しながら、重さはわずか3グラムを実現した。


小型飛行体「ORIZURU」の構成 (クリックで拡大)

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