1人の男が挑戦する“スマートホーム”の答え探し:リノベる「Connectly Lab.」(2/3 ページ)
マンションなどのリノベーションを行うリノベるは2015年9月、スマートハウスのショールーム「Connectly Lab.」をオープンした。世界中のスマートデバイスが集まる同ショールームで、開設したきっかけやその狙い、今後の展望を聞いた。そこには、ある1人の男の挑戦があった。
スマートロック「Qrio」
スマートロック「Qrio」は、専用のアプリを起動してドアの解錠/施錠の操作をすることが可能になる。メールやLINEなどで他人に一時的に鍵を渡すこともできる。
空気センサー「Netatmo」
空気センサー「Netatmo」は、専用のアプリを起動すると、気温、湿度、気圧、騒音、二酸化炭素濃度をWi-Fiを通して把握することができる。
防犯カメラ「Netatmo Welcome」
防犯カメラセンサー「Netatmo Welcome」は、画像から人の顔を検出することが可能な防犯カメラ。事前に家族の顔を登録しておくと、知らない人が映ったときのみ、録画する仕組みとなっている。録画した動画は専用のアプリからWi-Fi経由で閲覧可能だ。
照明「Hue」、照明用スイッチ「Hue Tap」
フィリップスの照明「Hue」は、専用のアプリで電球の色や明るさを変えることができる。照明に特化した無線規格「ZigBee Light Link」を通して、端末間での通信が可能だ。サードパーティ製のアプリを使用すれば、複数の電球の色を一括で変化させたり、さまざまなパターンで光り方を変化させることができるという。
Hue専用のスイッチ「Hue Tap」は、あらかじめ4つのボタンに照明のパターンを登録すると、家の中どこでもスイッチ1つで照明の制御が可能になる。電池を使わずに、利用者がボタンを押すときのエネルギーで発電するため、半永久的に使用できるのが特徴だ。スマートフォンとの連携は、HueとHue TapともにWi-Fi経由で行われる。
土壌センサー「Flower Power」
土壌センサー「Flower Power」は、土の中にデバイスを挿しておくと、土の水分量/肥料/温度/明るさをモニタリングしてくれる。植物の状態は、Bluetoothを通じて専用のアプリから閲覧することができる。単四形乾電池で約6カ月間の連続使用が可能という。
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