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2015年半導体市場は前年比1.9%減、Samsung好調ドル高が市場全体に大きく影響

ガートナーは2016年1月、2015年の世界半導体市場規模が、前年比1.9%減の3337億米ドルになったとの見通しを発表した。為替市場におけるドル高が大きく影響したという。

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Samsungはメモリ事業けん引で11.8%成長

 ガートナーは2016年1月、2015年の世界半導体市場規模が、前年比1.9%減の3337億米ドルになったとの見通しを発表した。電子機器の需要減、一部地域におけるドル高の継続的な影響、在庫の増加などが市場縮小の背景にあるという。半導体メーカー上位25社の売り上げ合計は前年比0.2%増となり、市場全体よりも高い成長率である。上位25社の市場全体に占める割合は、2014年71.7%から73.2%に増加したという。

 メーカー別でみると、IntelがPCの出荷減少から前年比1.2%減であるが、市場シェアは15.5%で24年連続の首位をキープしている。Samsung Electronicsはメモリ事業がけん引して、11.8%の成長を実現。市場シェア11.6%で、第2位を維持している。

世界半導体メーカーの売上高ランキング(単位:百万米ドル)
順位 社名 2014年売上高 2015年売上高 成長率 シェア
1 Intel 52,331 51,709 ▲1.2% 15.5%
2 Samsung Electronics 34,742 38,855 11.8% 11.6%
3 SK Hynix 15,997 16,494 3.1% 4.9%
4 Qualcomm 19,291 15,936 ▲17.4% 4.8%
5 Micron Technology 16,278 14,448 ▲11.2% 4.3%
6 Texas Instruments 11,538 11,533 0.0% 3.5%
7 東芝 10,665 9,622 ▲9.8% 2.9%
8 Broadcom 8,428 8,419 ▲0.1% 2.5%
9 STMicroelectronics 7,376 6,890 ▲6.6% 2.1%
10 Infineon Technologies 5,693 6,630 16.5% 2.0%
- その他 157,992 153,182 ▲3.0% 45.9%
- 合計 340,331 333,718 ▲1.9% 100%
(為替レート:2014年 1米ドル=105.8円、2015年 1米ドル=120.7円) 出典:ガートナー

日本は急激な円安により、市場が縮小


画像はイメージです

 ガートナーのリサーチディレクターであるSergis Mushell氏は、「2015年は、複数の為替市場におけるドル高が半導体市場全体に大きく影響した。急激な円安が進んだ日本の半導体メーカーは、売り上げも市場シェアも縮小している」と語る。半導体メーカー上位25社の中には、7位の東芝に加えて14位のソニー、15位のルネサス エレクトロニクス、24位のロームと計5社の日本メーカーが入っている。

 ガートナー ジャパンの主席アナリストである清水宏之氏は、「日本の半導体ベンダーの大半が国内需要に依存しているため、円安になるとドルベースでの売り上げが大きく下がる傾向にある。円安を生かして、海外顧客への販売拡大を加速すべき」とした。

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