ニュース
6インチSiCの量産化は2017年? GaNはどうなる:次世代パワー半導体の行方(2/2 ページ)
富士経済は、次世代パワー半導体の世界市場に関する調査結果を発表した。SiCは、6インチ基板への移行が進まず、本格的な量産は2017年以降にずれ込む可能性があるという。GaNは、量産化へのハードルが低くなり、耐圧600Vから1200Vクラスの領域で需要が増加するとした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 車載二次電池市場は2025年に10倍以上の6兆円へ
富士経済は、次世代環境自動車に搭載される大型二次電池市場の調査結果を発表した。調査結果によると、2015年の市場は前年比74.9%増の1兆943億円を見込む。2025年には、リチウムイオン電池が市場をけん引し、2014年比10.2倍となる6兆3649億円になると予測している。 - 2015年半導体製造装置販売、国内は3割増
SEMIが行った統計調査によると、2015年の世界半導体製造装置の総販売額は、前年比3%減の365億3000万米ドルとなった。受注額は、前年比5%減となっている。 - 2015年12月の国内部品出荷、約3年ぶり前年割れ
電子情報技術産業協会(JEITA)は、2015年12月の日本メーカーによる電子部品の世界出荷額を発表した。世界出荷額はアジア/中国の出荷額が大きく減少し、前年比5.6%減の3166億円。前年割れは2013年2月以来であり、スイッチ/音響部品/高周波部品以外の全てが前年比で減少となった。 - 国内テレビの“4K化率”は2020年に70%以上へ
電子情報技術産業協会は、AV&IT機器の世界需要動向を取りまとめた報告書を発表した。同報告書から、2020年までの国内テレビの4K化率と、4Kテレビの地域別需要について紹介する。