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ジェスチャーで直観操作、ミッドレンジオシロ:ピンチ/フリックなどでデバッグの効率改善(1/2 ページ)
テレダイン・レクロイ・ジャパンは、ジェスチャーコントロール機能を搭載したデジタル・オシロスコープ「WaveRunner 8000シリーズ」を発表した。ピンチやフリックなどの動作で、効率的な機能設定や波形観測を可能とする。
テレダイン・レクロイ・ジャパンは2016年4月7日、ジェスチャーコントロール機能を搭載したデジタル・オシロスコープ「WaveRunner 8000シリーズ」を発表した。タブレット端末のように指先で画面操作することにより、機能設定や信号波形の解析/評価やデバッグ作業を効率よく行うことができる。
WaveRunner 8000シリーズは、帯域で500MHz、1GHz、2.5GHz、4GHzの4タイプがある。それぞれの帯域モデルに、16チャンネルのデジタル入力を備えたMSシリーズを用意した。また、2.5GHzタイプと4GHzタイプにはサンプリング速度が最大40Gサンプル/秒で、メモリ長が最大128MポイントのMモデルがある。WaveRunner 8000シリーズは全モデルで12機種となる。
ワンタッチでコピーや設定も
WaveRunner 8000シリーズの特長は、タブレット感覚のワンタッチ操作を実現していることである。従来のMAUI(Most Advanced oscilloscope User Interface)にジェスチャーコントロール機能を追加した「OneTouch MAUI(ワンタッチマウイ)」を搭載した。タブレット端末やスマートフォンなどで利用されている「ドラッグ」や「ドロップ」「ピンチ」「フリック」などのジェスチャー機能で、オシロスコープを操作することができる。
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