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人に寄り添う機能が進化、シャープの「RoBoHoN」愛着を感じられるロボット電話に(2/2 ページ)

シャープは、モバイル型ロボット電話「RoBoHoN(ロボホン)」を発表した。同社が進める「ココロプロジェクト」製品の第一弾となるもので、利用者が愛着を感じることができる次世代の情報通信端末と位置付ける。

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従来のロボットとスマホに足りていなかったもの

 RoBoHoNを共同開発した高橋氏は、「3年前に開発プロジェクトをスタートした。RoBoHoNは、従来のロボットとスマートフォンの両方に足りなかった性能や機能を補完している。情報通信端末の延長線上にありながら、利用者にとって『相棒』となるような製品である」と述べた。

 RoBoHoNは、LTEおよび3Gモバイル通信に対応し、電話機能、メール機能、カメラ機能など、スマートフォンに搭載されている基本機能を備えている。また、新開発のフォーカスフリーの小型レーザープロジェクター機能も搭載している。

 発売日は2016年5月26日だが、公式サイトでは既に予約販売を開始した。当面、月間5000台で生産を立ち上げる。今後は海外市場での販売も検討しており、向こう1年間で6万台の生産を計画している。なお、希望小売価格(税別)はRoBoHoN本体が19万8000円、ココロプランは月額980円、任意加入のモバイル通信は月額650円から、ケアプランは月額990円から、となっている。


記者会見のメンバー。左から、ディー・エル・イーの取締役CCO兼エンターテインメント事業本部長を務める小野亮氏、東京大学先端科学技術研究センターの特任准教授で、ロボ・ガレージ代表取締役を務めるロボットクリエイターの高橋智隆氏、シャープの代表取締役兼専務執行役員でコンシューマーエレクトロニクスカンパニー社長を務める長谷川祥典氏、シャープのコンシューマーエレクトロニクスカンパニー通信システム事業本部コミュニケーションロボット事業推進センター商品企画部でチームリーダーを務める景井美帆氏、Japan TaxiのCOO(最高執行責任者)兼コーポレート部長を務める濱暢宏氏、オージス総研のサービス事業本部デジタルコンテンツサービス部長を務める山川大介氏

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