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メガチップス、新型メディアコンバーターIC4K60Hz HDRビデオなどもシームレスに変換

メガチップスは、HDR(High Dynamic Range)やHDCP2.2リピート機能などを搭載したオーディオビデオコンバーターIC「MCDP2900」の製品出荷を始めた。

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完全没入型のゲーム体験も可能に

 メガチップスは2016年8月9日、DisplayPortからHDMI2.0bまでの規格に準拠するオーディオビデオコンバーターIC「MCDP2900」の製品出荷を始めた。モバイル端末機器と家電製品との間で、4K60Hz HDR(High Dynamic Range)映像データなどを安全に送信することができる。

 MCDP2900は、機器のセキュリティ機能とコンテンツ保護機能を備える4K60Hzオーディオビデオをレンダリングする最新のDisplayPortとHDMI技術を搭載したマルチメディアコンバーターICである。Deep Colorメディアコンテンツ再生向けHDRイメージングおよびBT2020測色フォーマットに対応している。


MCDP2900の回路ブロックの概略 (クリックで拡大) 出典:メガチップス

 また、4K2K 60Hz USB Type-CをHDMI2.0b準拠のアクセサリー機器(ドングル、ドッキングステーション)設計に対応させるための十分な性能や柔軟性を備えているという。さらに、鍵を内蔵したエンドツーエンドHDCP2.2セキュリティ機能および、保護コンテンツ(Type 1/Type 0)送信向けトゥルーリピーター機能によって、高度なセキュリティ機能を実現することができる。

 この他、RSA 2048ビット署名生成や認証に基づいたセキュアなブート、ファームウェアのアップデートによる機器のセキュリティ確保、カラービット深度拡張機能を備えた彩度ダウンスケーラーに基づくプログラマブル5タップH-Vフィルターのサポートといった特長を持つ。MCDP2900は、外形寸法が7×7mmの64端子LFBGAで供給される。

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