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ISS 2017で語られた半導体技術の今後(後編)EUVから今後の半導体市場まで(2/3 ページ)

米国で開催された「Industry Strategy Symposium(ISS)」(2017年1月8〜11日)では、EUV(極端紫外線)の動向から半導体市場の今後まで、幅広く議論が行われた。

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安定したレジスト供給も必要に


JSRのYamaguchi氏。ファウンドリーのビジネスモデルをベースにすることで、ブランド力のある日本酒のように、高付加価値をつけることができると主張する

 安定したEUVレジストの供給源も必要になる。JSRのゼネラルマネジャーであるYoshikazu Yamaguchi氏は、ファウンドリーのビジネスモデルをベースとすることで実現できると主張している。同氏は、さまざまな企業が幅広い種類のレジストを開発することで、各社が付加価値を付けるようになるだろうとみている。

 JSRはIMECと提携し、IMECが拠点を置くベルギー・ルーベン近郊に、合弁会社「EUV RMQC(Resist Manufacturing and Qualification Center)」を設立した。EUV RMQCは、JSRの工場で製造されたレジストの品質検査を、IMECにあるEUVのパイロット装置で行う予定だという。

半導体市場は停滞から成長の周期へ

 Gartnerの半導体予測によると、2017年の半導体市場の売上高は、あまり活気がなかった2016年から7.2%上昇するが、2019年にはメモリ市場の周期的な鈍化により横ばい成長になる見込みだという。2017年後半にはAppleが、発売から10周年を迎える「iPhone」の新機種の発売を予定していて、それが半導体市場に大きな弾みをつけるとみられる。

 GartnerのシニアアナリストであるJim Hines氏は「半導体市場は停滞から成長の周期に移行する途上にある」と述べた。

 今後5年の間に、これまで半導体市場をけん引してきた分野に代わり、産業機器、ストレージ、自動車といった、成長途上にある市場の中から、新しいけん引要素が出てくるだろう。

 非光学センサーは今後も、自動車、IoT(モノのインターネット)、モバイル市場全体で、規模は小さいながら最も急速に成長する分野だとGartnerは予測する。同社は、その次に急速に成長する製品分野として、オプトエレクトロニクす製品(自動車やスマートシティーなど向けのLEDやイメージセンサーなど)を挙げた。

 チップの組み立てと検査を手掛けるASEで事業開発部門を率いるRich Rice氏は、「Industry Strategy Symposium(ISS)」のオープニングセレモニーでのスピーチで、成熟や統合が進む半導体業界では、成長領域を見つけることが要になると述べた。GLOBALFOUNDRIESのPatton氏は、基調講演の中で6つの成長領域を挙げている。5G、AI(人工知能)、自動車、AR(拡張現実)とVR(仮想現実)、IoT、中国市場だ。他の多くの登壇者もそれぞれの講演の中で同様の見解を述べていた。

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