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髪を傷めず頭皮を乾かす、ダイソンドライヤーの技11万rpmモーターをハンドル内に(2/2 ページ)

ダイソンは2018年5月28日、同社製ヘアドライヤー「Supersonic」の新色“ブラック/ニッケル”と、美容師・ヘアスタイリスト向けの“プロモデル”の発売を発表した。Supersonicでは、同社が得意とする「デジタルモーター」の技術力をアピールした。

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プロのサロンスタイリストによる製品デモ


朝日光輝氏

 Supersonicの製品デモでは、プロのサロンスタイリストとヘアモデルが登壇し、使用感とヘアセットの方法を紹介した。Supersonicを実際に店舗へ導入したSunvalley代表の朝日光輝氏は、同製品の選定理由について「まずデザインに衝撃を受けた。また、髪を早く乾かすには高熱の温風が必要だと今まで考えており、プロの腕で髪のダメージをカバーしていた。しかし、Supersonicは風量があるため、髪にダメージを与えることなく乾かすことができ、(ヘアスタイルを)自然とふんわりとした仕上がりにできる」と語る。

 朝日氏は、普段のブローでは風量レベルを2(中程度)、温度レベルを3(最大)に設定し、急ぎの場合には風量レベル、温度レベルをともに3に設定するという。髪が長い人に対してブローを行う場合、Supersonicを髪の根元から当て始めることで髪を立ち上がらせ、髪を指でテンションをかけながら風を当てていくことが、まとまりのあるセットにするコツだと紹介した。また、男性がSupersonicでブローを行う場合は、「髪が短く乾きやすい傾向にあるので、風量レベルは2で十分。髪の根元まで風が届きつつ、細かいセットもやりやすい」(ヘアスタイリスト)とする。

左:ロングヘアモデルのブロー前 中央:施術中 右:ブロー後(クリックで拡大)

 また、パーマなどのヘアスタイルでは「ドライヤーから強風が当たることによってニュアンスがぼけてしまう」(朝日氏)とするが、付属のアタッチメントを装着することで、ヘアスタイルのボリュームを生かしつつも素早く髪をブローすることができるという。

左:パーマヘアモデルのブロー前 右:ブロー後(クリックで拡大)

 また、朝日氏はSupersonicについて、「ただ風が強いだけというだけではなく、(モーターがハンドル内にあることによる)ハンドリングの良さがキモ。テクニックでカバーしていた(素早いブロー)が、テクノロジーの進歩により一般の人でもサロン品質でできるようになった」と評価した。

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