2年で2倍の規模に! Smart Sensing 2019、6月5日開幕:出展者数81社/団体(1/2 ページ)
センシング技術に関する展示会「Smart Sensing 2019」(スマートセンシング2019)が2019年6月5〜7日の会期で、東京・有明の東京ビッグサイトで開催される。今回の開催が3回目になる同展示会は年々、開催規模を拡大し、今回の展示規模は、第1回(2017年)のほぼ2倍の規模に達する見込みだという。
センシング技術に関する展示会「Smart Sensing 2019」(スマートセンシング2019)が2019年6月5〜7日の会期で、東京・有明の東京ビッグサイトで開催される。今回の開催が3回目になる同展示会は年々、開催規模を拡大し、今回の展示規模は、第1回(2017年)のほぼ2倍の規模に達する見込み。同展示会の主催者であるJTBコミュニケーションデザインで、トレードショー事業部事業推進局長を務める長谷川裕久氏は「来場登録数も増えており、今回は、初めて1万人の大台を突破する見通し」としている。
センシング技術で価値創造する新社会プラットフォームの展示会
Smart Sensingは、IoT(モノのインターネット)の重要な構成要素である「センサー」「センシング技術」を中心に据えた展示会としてスタート。「クラウドサービスが注目されがちなIoTにおいて、現実世界、フィジカルと、仮想世界、デジタル領域をつなぐセンサー、センシング技術は特に重要だ。そこで、センサー、センシング技術を中心にした展示会を企画、実施してきた」(長谷川氏)という。今回の開催テーマについても「デジタルツインで世界が変わる、センシング技術で価値創造する新社会プラットフォームの展示会」とし、フィジカルとデジタルの橋渡し役を担うセンサーを柱にしながら、通信技術やデータ処理分析技術などを含めた最新のセンシングネットワーク、センシングサービスの展示が行われる。
今回、新たな試みとして、特別企画「センサー機能見比べコーナー」を実施する。数多くのセンサー製品が登場する中で、「“製品ごとの違いが分かりにくい”というエンジニアの声が多かった」(長谷川氏)として、各社のセンサー製品に関する展示を1カ所に集めて、文字通り“見比べる”ことのできるコーナーを用意する。今回は、8社の加速度センサーデバイス製品、ノード端末製品を見比べられるコーナーを用意する。「見比べてもらい、気に入った製品があれば、Smart Sensing 2019に出展している各メーカーや取り扱い商社のブースで製品の詳細を聞いたり、デモを見たりできるようにもなっている。こうした比較展示はあまりない機会であり、ぜひ活用してもらいたい」と呼び掛ける。
展示会場で「AIによる行動支援の検証実験」
また、Smart Sensing 2019の展示会場を舞台に、AIによる行動支援の検証実験(AIタッチラリー)も行われる。この検証実験は、産業技術総合研究所(産総研)人工知能技術コンソーシアムと共同で実施するもの。展示会場入り口付近に設置する検証実験受付で、実験参加を希望する来場者にRFIDシールを配布。受け付けに置かれている端末にそのRFIDシールをかざし、興味分野などの簡単な質問に答えると、AIが割り出したお勧めの見学ルート表示され、展示会場見学をサポートしてくれるそうだ。
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