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ローデ、RF/マイクロ波アナログ信号発生器最大67GHzのマイクロ波信号を出力

ローデ・シュワルツ・ジャパンは、周波数レンジが最大67GHzのRF/マイクロ波アナログ信号発生器「R&S SMA100B」を発表した。

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オーバーレンジ動作で72GHzまで可能


R&S SMA100Bの外観

 ローデ・シュワルツ・ジャパンは2019年7月、周波数レンジが最大67GHzのRF/マイクロ波アナログ信号発生器「R&S SMA100B」を発表した。

 R&S SMA100Bは、周波数オプションにより最大31.8GHz、40GHz、50GHzおよび、67GHzをカバーするモデルを用意している。67GHzモデルは、オーバーレンジ動作により72GHzまでの信号を出力可能で、IEEE 802.11adやIEEE 802.11ayなどの無線通信規格に対応した電子部品の評価を行うことができる。

 超低位相雑音オプションも用意した。SSB位相雑音が−120dBc/Hz(40GHz、20kHzオフセット、実測値)の高純度RF信号を出力することができる。このため、レーダーテストシステム内の局部発振器(LO)としても機能する。

 ケーブルやテストフィクスチャによる損失を補償するための出力パワーレベルを提供する超高出力パワーオプションも用意した。外付けのアンプやフィルターを用いることなく、デバイス評価に適した出力パワーを得ることができる。具体的には、同オプションを搭載した40GHzモデルは25GHzで最大27dBm、67GHzモデルは40GHzで最大23dBm、67GHzで最大17dBmのパワーをそれぞれ出力することが可能である。

 この他、連続的なレベル掃引とScan AMソフトウェアオプションを用意している。レベル掃引中にグリッチや信号ブランクを発生させずに、70dB以上の連続したRFレベル掃引が可能だ。Scan AMソフトウェアオプションを用いると、70dBを超える変調度でレシーバーテストを行えるよう、スキャンレーダーアンテナから生じる振幅変動をシミュレートすることができるという。

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