連載
インフルエンザウイルスを高い感度で検出するバイオセンサー:福田昭のデバイス通信(196) 2019年度版実装技術ロードマップ(7)(1/3 ページ)
今回は、「メディカル・ライフサイエンス(医療・生命科学)」から後半部分の概要を報告する。特に、2017年度版ロードマップの読者アンケートで関心が高かった「バイオセンサー」に焦点を当てる。
バイオセンサーの技術や課題などを解説
電子情報技術産業協会(JEITA)が発行した「2019年度版 実装技術ロードマップ」に関する完成報告会(2019年6月4日に東京で開催)と同ロードマップの概要をシリーズでご報告している。今回はその第7回である。前回はロードマップ第2章の「注目される市場と電子機器群」から、2番目の大テーマである「メディカル・ライフサイエンス(医療・生命科学)」の前半部分をご紹介した。今回は同じく「メディカル・ライフサイエンス(医療・生命科学)」より、後半部分の概要をご報告する。
第2章第3節「メディカル・ライフサイエンス」の目次(完成報告会の講演スライド)。「2.3.1 エレクトロニクス業界から見たメディカル・ライフサイエンス領域」の概要を前回ではご紹介した。今回は、「2.3.4 バイオセンサー」の概要をご説明する。(クリックで拡大)出典:JEITA
前回は「メディカル・ライフサイエンス」を構成する5つの項目の中で、現在の状況である「2.3.1 エレクトロニクス業界から見たメディカル・ライフサイエンス領域」の概要を解説した。今回は、将来が期待されるとともに、2017年度版ロードマップの読者アンケートで関心の高かった「2.3.4 バイオセンサー」の概要を完成報告会のスライドなどから説明する。
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