2019年9月と10月に日本を襲った台風15号や19号は、特に東日本に甚大な被害をもたらしました。懸命な救助と復旧作業が現在も続いています。
今回の台風19号では、養生テープを窓にはったり、自治体から避難勧告が出る前から自主避難したりと、事前準備や対策にかなりの力を入れていた人々が多かったように感じます。事前に19号の危険性がかなり報道されていましたし、何より15号の被害が鮮明に残っていたからなのでしょう。担当も、住んでいる地区のハザードマップや避難所を確認したり、浴槽に水をためたりと、これまでにないほど備えました。
近年は、大規模な災害が本当に多くなってしまった日本ですが、災害のニュースを目にする度に、今から5年も前に取材したNHKの技術を思い出します。
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