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2020年度上半期を振り返る 〜新型コロナからNVIDIAのArm買収までエレクトロニクス業界の主な動向(1/2 ページ)

2020年4月から9月上旬までのエレクトロニクス業界の主な動向を、EE Times Japanに掲載した記事とともに振り返る。

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 この記事は、2020年9月15日発行の「EE Times Japan×EDN Japan 統合電子版9月号」に掲載している記事を転載したものです。

※記事を最後まで読むには、EE Times Japan読者登録(無料)が必要です。



 2020年も残り3カ月となった。日本の2020年度で考えれば、間もなく上半期が終わるタイミングだ。そこで、2020年4月から9月上旬までのエレクトロニクス業界の主な動向を、EE Times Japanに掲載した記事とともに振り返ってみたい。

COVID-19

 これほど短期間で、これほど世界が一変するとは誰も予想しなかったのではないだろうか。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界に拡大し始めた2020年2月ごろは、「2020年夏には恐らく(終息とまではいかなくても)落ち着くのでは」という見方が多かった。だが今は、「COVID-19の終息のメドは立たず、仮にワクチンや治療薬ができても、“コロナ以前”の世界には戻らないだろう」との見方が強い。

 2020年4月は、COVID-19の感染者の発生や、工場稼働に関するニュースが多かった。一方で、「コロナ対策を支援、D-Waveが量子システムを無料提供」のように、「自分たちの技術をできる限り、COVID-19対策に役立てよう」という姿勢を見せる半導体メーカーやエレクトロニクス企業のニュースも多かった。

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