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ルネサス、I3Cインテリジェントスイッチを発表設計を簡素化、拡張性と信頼性向上

ルネサス エレクトロニクスは、I3Cインテリジェントスイッチ「RG3MxxB12」ファミリーを発表した。I3Cハブ製品として、次世代サーバやストレージ装置、通信機器などの用途に向ける。

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I3Cハブ製品、次世代サーバやストレージ、通信機器などに提案

 ルネサス エレクトロニクスは2022年5月、I3Cインテリジェントスイッチ「RG3MxxB12」ファミリーを発表した。I3Cハブ製品として、次世代サーバやストレージ装置、通信機器などの用途に向ける。


RG3MxxB12ファミリーの外観 出所:ルネサス

 MIPI I3Cバスは、プロセッサなどと周辺デバイスを接続するためのスケーラブルな制御バスインタフェース。高い性能と信頼性、極めて小さい消費電力、低電磁干渉といった特長がある。I3Cスイッチを採用することで、I3Cネットワークでサポートされる容量とデバイスを柔軟に拡張することができるという。

 RG3MxxB12ファミリーとして、今回は2製品を用意した。アップストリームを2ポートとダウンストリームを4ポート搭載した製品および、アップストリームを2ポートとダウンストリームを8ポート搭載した製品である。

 しかも、I3CとI2Cに対応するデバイス間で、シームレスな変換を行うことができるという。これにより、従来デバイスでもコントロールプレーンネットワークに対しプラグアンドプレイで接続し、活用することが可能となった。

 RG3MxxB12ファミリーは、一部ユーザーに対しサンプル出荷を開始した。2023年第1四半期には、一般顧客に向けた販売と量産を始める予定である。

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