この記事は、2022年11月28日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。
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半導体ファウンドリーの世界で“ジャイアントキリング”はあるのか
いよいよ「2022 FIFAワールドカップ」が始まりました。私は、普段はそれほどサッカーを見ないのですが、昔からワールドカップだけは好きでした。11月23日には1次リーグで日本がドイツに逆転勝利し、“ドーハの歓喜”に日本列島が沸きに沸きましたね!*)(ちなみにEE Times Japan“ドイツ支部”の永山記者によれば、ドイツはお通夜のようだということです)
*)と思っていたら、コスタリカに敗戦して椅子から転げ落ちています。ちなみに当コラムは11月25日(金)に執筆しておりました。
日本の勝利は、サウジアラビアに続く「ジャイアントキリング」として世界中のメディアに取り上げられました。国同士のフェアな勝負や、心温まる異文化交流のシーンなどを見ると、スポーツの国際試合はやっぱりいいなとしみじみ思います。
翻って半導体業界は、“フェアな国際競争による切磋琢磨”とは程遠く、むしろその反対に向かって突き進み、デカップリングは深まるばかりです。
どこもかしこも半導体製造の自前主義へと回帰し始め、つい先日は、とうとう日本でRapidus(ラピダス)なる企業が登場しました。
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