この記事は、2024年6月3日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。
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デジカメ市場が回復していて驚いた
先日、EE Times Japan/EDN Japan編集部の若手記者の一人がついに(?)デジタルカメラ(デジカメ)を購入したようで、編集部のメンバーで「カメラ談義」に花を咲かせました。
今回カメラを購入した記者は、子供のころから当たり前に携帯電話機を使ってきたデジタルネイティブ世代です。当然、写真もずっとスマートフォンで撮ってきたそうです。なぜデジカメ(ミラーレス一眼だそうです)を買うに至ったかは、きっとそのうち編集後記で書いてくれるでしょう。
スマホカメラの性能が著しく上がっている今、外出先でちょっとした写真を撮るのも一般的な取材で撮影するのも、スマホで事足りるというのが正直なところです。紙媒体ほど高い解像度を求められないWeb媒体なら、なおさらです。ですが、なんとなく「ファインダーをのぞいて撮る/のぞかないで撮る」では、フレーミングや構図に対する感覚が、スマホだけを使っているよりも磨かれる気がします。
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