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ヒートシンクいらずのエッジAI 画像処理とロボット制御を同時に実行:EdgeTech+ 2024(1/2 ページ)
アヴネットは「EdgeTech+ 2024」に出展し、ルネサス エレクトロニクスの「RZ/V2H」を用いたエッジAIのデモや自社ブランドであるTria Technologiesのコンピューティングモジュールを紹介した。
エレクトロニクス商社のアヴネットは「EdgeTech+ 2024」(2024年11月20〜22日、パシフィコ横浜)に出展し、自社ブランドであるTria Technologiesのコンピューティングモジュールや同社が取り扱うサプライヤーの製品を紹介した。
ヒートシンクなしで画像処理とロボット制御を実演
アヴネットは、2024年10月から新たにルネサス エレクトロニクス(以下、ルネサス)製品の取り扱いを開始した。EdgeTech+ 2024ではハイエンドのAI(人工知能) MPU「RZ/V2H」を用いて、エッジAIによる画像処理とロボット制御を組み合わせたデモを紹介した。
デモは、ロボットの頭部のカメラに向かって1〜5の数字のハンドサインを作ると、ハンドサインを認識し、それぞれの数字に応じて事前に設定した動きをするというものだ。
「RZ/V2H」を用いた画像処理とロボット制御のデモ
同製品はルネサス独自のAIアクセラレーター「DRP-AI3」を搭載していて、高度なAI処理が可能だ。DRP-AI3は電力効率を高めて発熱を抑えたことが特徴で、デモではヒートシンクを用いずにAI処理を行っていた。
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