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SDV、800V化…… 次世代自動車トレンドに対応するST製品オートモーティブ ワールド2025(1/2 ページ)

STマイクロエレクトロニクス(以下、ST)は「オートモーティブ ワールド2025」にて、次世代の自動車トレンドを踏まえた車載マイコンやバッテリーマネジメントソリューションを紹介した。

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 STマイクロエレクトロニクス(以下、ST)は「オートモーティブ ワールド2025」(2025年1月22〜24日、東京ビッグサイト)にて、次世代の自動車トレンドを踏まえた車載マイコンやバッテリーマネジメントソリューションを紹介した。

6コアのマイコンでゾーンアーキテクチャを推進

 今回STは、SDV(Software Defined Vehicle)を想定したゾーンアーキテクチャ向けの車載用マイコン「Stellar SR6 Gシリーズ」を、電気自動車(EV)の模型を用いて紹介した。

「Stellar SR6 Gシリーズ」を搭載したEV模型
「Stellar SR6 Gシリーズ」を搭載したEV模型[クリックで拡大]

 Stellar SR6 Gシリーズは、シリーズ全体でイーサネットのインタフェースを備え、Arm Cortex-R52コアを最大6つ搭載している。マルチコア構成によって冗長性を担保できるほか、複数の動作を同時に行える。

 展示した模型は、車体中央にセントラルECU(Electronic Control Unit)を、車体前方と後方にZCU(Zonal Control Unit)を搭載したもの。この模型を用いて、車内の各機能を同時に操作するデモンストレーションを紹介していた。セントラルECUがタブレット端末からの指示を受け取ると、イーサネットで接続された各ZCUと通信して、ドアや空調、オーディオ、座席などを一度に操作した。

車体中央のセントラルECU車体前方のZCU 左=車体中央のセントラルECU、右=車体前方のZCU[クリックで拡大]

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