「EdgeTech+ 2025」注目はフィジカルAI NVIDIAのロボティクス講演も:EdgeTech+ AWARD 2025も発表(1/2 ページ)
「EdgeTech+ 2025」が2025年11月19〜21日、パシフィコ横浜で開催される。主催するJASAは同年11月5日にプレス発表会を開催し、注目セッションやEdgeTech+ AWARD 2025の受賞社などを紹介した。
組み込みやエッジテクノロジーの総合展示会「EdgeTech+ 2025」が2025年11月19〜21日、パシフィコ横浜で開催される。主催するJASA(組込みシステム技術協会)は、同年11月5日にプレス発表会を開催した。
AIやSDV、セキュリティが注力ポイント
今回のテーマは「生成AIで進化する開発現場。ものづくりは『AIと創る』新時代へ」。JASAでET事業本部長を務める鴨林英雄氏は「少し前までは、生成AIというと調べ物などに使われてきたが、今は生成AIが開発の現場にどんどん入り込んできている。時代にふさわしいテーマだ」と語る。
今回の注力ポイントとして「生成AI」「エッジAI/フィジカルAI」「ソフトウェア定義型自動車(SDV)」「サイバーセキュリティ」の4点を挙げ、展示やセミナーもこれらをフィーチャーしたものになっているという。
例えば、2025年11月20日にはNVIDIAが「フィジカルAIが加速させるロボットの進化」というセッションを行う。JASAのETカンファレンスWG主査を務める山田敏行氏は「年初の『CES 2025』でNVIDIAがフィジカルAIという言葉を掲げたときはピンときていなかったが、進化のスピードが速く、今回のEdgeTech+における大きな技術の軸になっている。NVIDIAに登壇してもらうことも、これまであまりなかったので、今回イチ押しのセッションだ」とした。
その他にも、東洋大学情報連携学 学術実業連携機構(INIAD cHUB)機構長の坂村健氏による「生成AIが創る新しいIoTの世界」や、ソニー・ホンダモビリティによる「モビリティにおける新たな価値の創造〜クラウドとソフトウェアが果たす役割〜」といったセッションが実施される。
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