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AIサーバ向け差動クロック用水晶発振器、京セラ:位相ジッタ30フェムト秒
京セラは、位相ジッタが30フェムト秒という低ノイズを実現した差動クロック用水晶発振器「Xシリーズ」を開発、量産を始めた。位相ジッタが極めて小さいため、AIサーバなど高速かつ大容量のデータ通信を行う用途に向ける。
出力周波数156.25MHz(LV-PECL出力)で消費電流は29mAを実現
京セラは2026年2月、位相ジッタが30フェムト秒(fs)という「業界最高レベル」(同社)の低ノイズを実現した差動クロック用水晶発振器「Xシリーズ」を開発、量産を始めたと発表した。位相ジッタが極めて小さいため、AIサーバなど高速かつ大容量のデータ通信を行う用途に向ける。
差動クロック用発振器は2波を出力し、受信側では2信号の差分を信号として読み取る。このためノイズ耐性が高く、安定した信号伝送が行えることから、高速かつ長距離伝送に適している。
Xシリーズは、独自の半導体フォトリソプロセスやプラズマCVM工法を用いて製造することによって、出力周波数312.5MHz、電源電圧3.3Vにおいて、位相ジッタは業界最高レベルの30fsを実現した。従来の同じ周波数製品に比べ、位相ジッタを約25%低減している。
消費電流も抑えた。出力周波数が156.25MHz(LV-PECL出力)において、消費電流は29mA(代表値)だ。従来品の50mA(代表値)に比べ42%も削減したことになる。製品の外形寸法は、2.0×1.6×0.5mm、2.5×2.0×0.5mmおよび、3.2×2.5×0.5mmの3種類を用意した。
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