コラム
日本政府支援もフィジカルAIに軸足へ 「アナログ/レガシーも重要」:モノづくり総合版メルマガ 編集後記
世間一般で「AI」といえば今はAIチャットボットを指すことが多いように思いますが、これも数年後はAI搭載ロボットを指すようになっているかもしれません。
この記事は、2026年3月12日に発行した「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたコラムの転載です。
※この記事は、「モノづくり総合版 メールマガジン」をお申し込みになると無料で閲覧できます。
日本政府支援もフィジカルAIに軸足 「アナログ/レガシーも重要」
2026年3月10日、日本成長戦略会議の第3回が開催されました。同会議は、日本の産業政策や成長戦略を検討するための場として、内閣に設置された日本成長戦略本部のもとで開催されています。
2025年11月開催の第1回では、「AI・半導体」「量子」「航空・宇宙」「情報通信」などの17分野が重点投資対象として定められました。第3回ではさらに踏み込んで、各分野における主要な製品や技術についての議論が行われました。
今回、AI・半導体分野の主要な製品/技術として取り上げられ、先行して検討を進めるとされたのは「フィジカルAI(特にAIロボット)」「フィジカル・インテリジェント・システムの中核を担う半導体」です。
会議資料内には選定の考え方として「AIに必要な先端・次世代半導体に加え、センサーやマイコン等のアナログ・レガシー半導体の重要性も増大」と、先端半導体以外の分野の重要さも明記されていました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
AIの競争軸は半導体から電力へ――日本の戦略の「死角」に
AIの競争軸は、半導体から電力へと移りつつある。なぜなら、AIに必要な計算能力の拡大が、半導体の性能向上よりも速いペースで電力需要を増大させているためである。これは、日本の半導体戦略において見落とされがちな「死角」でもある。
Nexperia接収で得た教訓 半導体政策で欧州が直面するジレンマ
オランダ政府によるNexperia接収で、EU諸国では「半導体ビジネスにおいて政府がどこまで介入すべきか」という議論が巻き起こっている。
世界半導体市場、26年に初の1兆ドル超へ
市場調査会社のOmdiaによると、世界半導体市場は、2026年に史上初の1兆米ドルを超える見通しだ。AI市場の需要に支えられてメモリおよびロジックICの売上高が急増し、市場全体をけん引すると予測される。
半導体業界 2026年の注目技術
編集部が選んだ2026年の注目技術を紹介する。