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ロームと東芝、半導体事業の提携強化へ「協議を継続中」:事業統合へ交渉中と一部報道
ロームは2026年3月13日、「ロームと東芝がパワー半導体事業の統合に向けた交渉に入った」との報道について、同社が発表したものではないとコメント。半導体事業における業務提携強化に向けて協議に入っていて、さまざまな選択肢について協議を継続しているとした。
ロームは2026年3月13日、「ロームと東芝がパワー半導体事業の統合に向けた交渉に入った」との報道について、同社が発表したものではないとコメント。2024年11月の決算説明会資料で記載した通り、資本提携も視野に入れた半導体事業における業務提携強化に向けて協議に入っていて、さまざまな選択肢について協議を継続しているとした。そのうえで「今後、新たに開示すべき事項が発生した場合には、速やかに公表する」としている。
ロームと東芝のパワー半導体事業については、2026年3月12日に日本経済新聞が「ロームと東芝が、電気自動車(EV)やデータセンターの電力制御に使うパワー半導体事業を統合する交渉に入った」と報じていた。
なお、ロームは同月、デンソーから買収の提案を受けたことも発表している。
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