ニュース
アンチアイランディング試験を数週間から数時間に短縮、キーサイト:PHILで効率化(1/2 ページ)
キーサイト・テクノロジーは、グリッドタイインバーターに求められるアンチアイランディング試験を大幅に効率化するソリューションを開発。「BATTERY JAPAN 春 第20回」で紹介した。
キーサイト・テクノロジー(以下、キーサイト)は「BATTERY JAPAN 春 第20回」(2026年3月17〜19日、東京ビッグサイト)に出展し、送配電網(グリッド)につながるインバーターの試験期間短縮とコスト削減に貢献するソリューションを紹介した。
テスト条件を手動で調整…… 長時間を要する従来の試験
グリッドには近年、太陽光発電システムや蓄電池、電気自動車(EV)など、電力の利用者が所有する小規模なエネルギー源である分散型エネルギー(DER)の導入が加速している。DERをグリッドに接続するためには、国や地域ごとに異なる接続規格への準拠が必要だ。
停電などによりグリッドからDERへの電力供給が途絶えた際、DERが単独で運転を続けてしまう状態をアイランディング(単独運転)という。アイランディングが発生している状態で停電からの復旧作業を行うと、作業員に感電などの危険性があることから、グリッドにつながるグリッドタイインバーターには、アイランディングを確実に検出/停止するアンチアイランディング機能が求められる。
グリッドタイインバーター開発時のアンチアイランディング試験は、さまざまなシナリオを想定して行う。その際、大型で高価なRLC負荷バンクをその都度手動で調整する必要があるので、アンチアイランディング試験は複雑かつ高コストで、長時間を要していた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

