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メモリも中国が猛追 YMTCは新工場建設装置や材料も「地元」で調達(1/2 ページ)

中国のNAND型フラッシュメモリメーカーであるYMTC(Yangtze Memory Technologies Corp)が新工場を建設しているという。米国による厳しい対中規制が続く中、中国はメモリでも猛追している。

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 米国が中国に貿易制裁を課し、最新の製造装置や材料、ツールなどの供給を制限することによって、中国工場が最先端ロジック/メモリチップを製造するのを妨げようとしている中、中国の半導体メーカーYMTC(Yangtze Memory Technologies Corp)が新工場を建設しているという、驚くべきニュースが入ってきた。

 これをさらに興味深くさせているのが、専門家たちが「AIインフラの黄金時代」と呼ぶ、かつてない規模の需要によって生じている、現在のメモリチップ不足だ。YMTCはこの絶好のチャンスにより、キオクシアやMicron Technology(以下、Micron)、Samsung Electronics(以下、Samsung)、SK hynixといった世界最大手の仲間入りをするのだろうか。業界アナリストは現在、この重大な技術的岐路における中国のメモリ復活の様子を深く注視しているところだ。

 またアナリストたちは、中国の半導体メーカーが、世界最大手の最先端製造装置に関する供給制裁措置に直面しながら、どのように新工場を建設しているのか、キオクシアやSamsungのような業界の巨人と競争する高性能NAND型フラッシュメモリのチップをどのように量産しているのか、という点についても注目している。

YMTCは新工場を建設中だという 出所:YMTC
YMTCは新工場を建設中だという 出所:YMTC

製造装置や材料の半数以上を「地元」で調達

 韓国ChosunBizが報じたところによると、YMTCは2026年後半に、中国湖北省武漢市の新工場「Phase 3」で最先端NAND製品の量産を開始する予定だという。YMTCはこのPhase 3の他にも、2つの工場を建設予定で、生産能力はそれぞれ月産ウエハー10万枚だとしている。

 YMTCは新工場Phase 3において、2027年までに月産ウエハー5万枚の製造を目指すとしているが、業界観測筋を驚かせたのは、Phase 3の製造装置や材料、ツールなどの50%以上が中国メーカーから供給されているという事実だ。その中には、3D NAND層の垂直積層向けのツールも含まれている。

 YMTCの最初の2つの工場「Phase 1」と「Phase 2」は、欧米メーカーの製造装置を中心として構築されている。それは、米国が2022年に、ASMLやApplied Materialsのような大手サプライヤーのリソグラフィやエッチング、蒸着、洗浄などの装置へのアクセスを禁じる規制措置を課す以前に建設されたためだ。YMTCはこの禁止措置以降、エッチング/有機金属気相成長(MOCVD)装置を提供する製造装置メーカーAdvanced Micro-Fabrication Equipment(AMEC)などの現地サプライヤーと密接に協業してきた。

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