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太陽誘電、AI需要で営業利益127%増 設備投資も前倒し:通期予想を上方修正(1/2 ページ)

太陽誘電は、2027年3月期の通期業績予想を上方修正した。AIサーバ向けを中心にコンデンサーやインダクターの需要が拡大していて、営業利益は前期比170%増の540億円を見込む。需要増に対応するために、中期経営計画の設備投資を2年前倒しし、来期にはAIサーバ向けコンデンサーの生産能力を今期の2倍以上に引き上げる計画だ。

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 太陽誘電は2026年11月5日、2027年3月期第2四半期(2026年7〜9月)の業績を発表した。売上高は前年同期比20.8%増の1121億3600万円、営業利益は同127.5%増の133億7800万円だった。AIサーバ向けを中心にコンデンサーの販売が拡大したほか、インダクターも幅広い用途で売上高が増加した。

業績概要
業績概要[クリックで拡大] 出所:太陽誘電

 同社は、AIサーバ向けなど高付加価値品の需要拡大を受け、2027年3月期の通期業績予想を上方修正した。売上高は前期比22.7%増の4360億円、営業利益は同170.0%増の540億円を見込む。従来予想からそれぞれ120億円、90億円引き上げた。

通期業績予想
通期業績予想[クリックで拡大] 出所:太陽誘電

AIサーバ向けが好調、コンデンサーのBBレシオは1.83に

 第2四半期の製品別売上高を見ると、コンデンサーは前四半期比20.7%増の833億円だった。AIサーバを含む情報インフラ・産業機器や自動車向けを中心に、全ての用途分野で増収となった。インダクターも同18.1%増の188億円だった。特にハイエンドスマートフォンなどの通信機器向けや、メモリモジュールなどの情報機器向けが好調だった。

 用途別の売上高構成比では、情報インフラ・産業機器向けが28%、自動車向けが28%で、両分野で合計56%を占めた。

用途別売り上げ構成
用途別売り上げ構成[クリックで拡大] 出所:太陽誘電

 旺盛な需要を背景に、受注も拡大している。第2四半期のコンデンサーの受注高は前四半期比28%増、受注残高は同61%増となった。売上高に対する受注高の比であるBBレシオは、全社で1.70、コンデンサーで1.83に上昇。4四半期連続で受注高が売上高を上回った。

受注高/受注残高の推移
受注高/受注残高の推移[クリックで拡大] 出所:太陽誘電

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