アナログ・デバイセズは、2020年以降の急激な半導体需要の拡大に対し積極的な生産能力拡大を図ることで多くの需要に対応。直近の2022年10月通期業績でも過去最高売上高を更新した。「まだ一部で需要はひっ迫している」とし2023年も積極投資を継続しながら「景気後退が生じても中長期的に半導体需要は拡大が続く。成長が続くアプリケーション分野での課題解消に向けたソリューションを顧客第一の姿勢で提供する」と語るアナログ・デバイセズ日本法人代表取締役社長の中村勝史氏に2023年の事業戦略を聞いた。
半導体/電子部品通販サイト「CoreStaff ONLINE」を運営するコアスタッフは2023年、本格的な海外事業展開に向けて積極的な投資を展開する。2022年12月には、これまでの物流センターの約10倍の収容能力を誇る新物流センターの建設に着手。新たな半導体/電子部品サプライヤーとのパートナーシップ締結や、真贋判定サービスやバッファー在庫管理代行サービスなど各種サポートサービスの強化も実施する。「日本発のグローバルなカタログディスティ(カタログ商社)になる」と語るコアスタッフ社長の戸澤正紀氏に2023年の事業戦略を聞いた。
長引く新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大によるパンデミックに加え、ロシアのウクライナ侵攻や米中貿易戦争、急速に進むインフレなど業界全体が多くの課題に直面する中、米大手ディストリビューターのDigi-Key Electronicsは、2年連続で2桁成長と、かつてない飛躍を遂げた。今回、同社のAPAC(アジア太平洋地域)ビジネス部門バイスプレジデントのTony Ng氏が、予測困難な今後の市況にどう対応していくのか、同社の戦略について語った。
小型・低消費電力を特長とした独自の電源ICを展開し、事業規模を拡大させるトレックス・セミコンダクター。電源ICは、グリーントランスフォーメーション(GX)が進む中で中長期的にさらなる需要拡大が見込まれており、同社代表取締役社長の芝宮孝司氏は「将来の需要増に向けしっかりと投資していく」として供給能力の増強を推し進める。子会社で半導体受託製造事業を手掛けるフェニテックセミコンダクターを含めた供給能力増強策を中心に、技術/製品開発方針なども含め芝宮氏に2023年事業戦略を聞いた。
2022年1月1日、日清紡グループ傘下で電子デバイス事業を担ってきた新日本無線とリコー電子デバイスの2社が経営統合し、「日清紡マイクロデバイス」が誕生した。新会社設立から1年がたった今回、統合の成果や、さらなる成長を目指す事業戦略について、同社社長の田路悟氏に聞いた。
日本回帰そして、グローバル展開を強化へ――。真空シールなど半導体等装置関連事業と、サーモモジュールなど電子デバイス事業を展開するフェローテックホールディングスは近年、積極的な増産投資により旺盛な需要に応え業績を急拡大させてきた。2022年からは投資先をこれまでの中国中心から、日本国内回帰、グローバル展開へと方針を変更。石川工場の拡張や熊本、マレーシアなどへの新工場建設を相次いで決め、積極投資をさらに加速させている。「事業成長を徹底追求する」というフェローテックホールディングス代表取締役社長兼グループCEO(最高経営責任者)の賀賢漢氏に事業戦略を聞いた。
2019年に日本に進出した、英国の半導体・電子部品商社リバウンドエレクトロニクス。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によるパンデミックや深刻な半導体不足が日本の製造業に打撃を与える中、強みである調達力を生かし、この3年で大きな飛躍を遂げた。日本進出以来、培ってきた顧客基盤をベースに、同社は次の段階へと事業を進めている。日本法人の代表取締役を務める塚原雅之氏に話を聞いた。
提供:アナログ・デバイセズ株式会社/コアスタッフ株式会社/Digi-Key Electronics/トレックス・セミコンダクター株式会社/日清紡マイクロデバイス株式会社/株式会社フェローテックホールディングス/リバウンドエレクトロニクス株式会社
アイティメディア営業企画/制作:EE Times Japan/EDN Japan/MONOist編集部/掲載内容有効期限:2023年2月9日