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Microsoft、開発イベントで「Windows 8」の詳細を明らかにビジネスニュース(2/2 ページ)

Microsoftは、「Windows」の開発者向けイベント「Build Windows」において、最新OS「Windows 8」の詳細を明らかにした。

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 Microsoftのプランニング & PCエコシステムチームでバイスプレジデントを務めるMichael Angiulo氏は、タブレット端末やノートPCを用いてWindows 8のデモを披露した。これらの端末に搭載されているプロセッサは、Intelのプロセッサ、Qualcommの「Snapdragon」、Texas Instruments(TI)の「OMAP」、NVIDIAの「Tegra」である。また、Intelが“新構想のPC”として掲げている、超軽量かつ低消費電力のノートPC「Ultrabook」を用いたデモも行われた。

 さらに、Windows 8を搭載したPCが高速で起動するという点をアピールするために、旧バージョンのWindowsを搭載したPCの起動時間と比較してみせた。Angiulo氏は、「Windows 8を搭載したPCは、約8秒で起動する」と述べる(図2)。

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図2 Windows 8のスタートスクリーン

 Microsoftによると、Windows 8を搭載した薄型のノートPCやタブレット端末は、1回の充電で1日中動作し、インターネットに常時接続した状態も保つことができるという。

 Windows 8では、タスクマネージャやWindows Explorerを強化するとともに、マルチモニター環境向けに柔軟で新しい設定オプションを提供する。Sinofsky氏は冗談混じりに、「タスクマネージャのアップデートは、かれこれ20年ぶりになる」と述べている。

 Sinofsky氏は、「Windows 8では、マシン上のアプリケーションを相互に連携させるという考えを採用した。新しいアプリケーションを追加すると、それらが連携して動作するようになるので、システムの機能をより一層強化できるようになる」と語る。

 Windows & Windows Live部門のシニアバイスプレジデントを務めるChris Jones氏は、Windows 8がサポートするクラウドベースのサービス機能についてデモを披露した。複数の電子メールアカウントを1カ所で管理できるMetroスタイルのメールクライアントや、複数のデバイスに保存された写真を管理することができる写真共有アプリケーションなどを紹介した。

【翻訳:青山麻由子、田中留美、編集:EE Times Japan】

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