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旭化成が紫外LED市場に参入へ、2014年の事業化目指すビジネスニュース 企業動向

旭化成は、今後市場の拡大が見込まれる紫外発光ダイオード(UV-LED)市場に参入する。2011年12月28日付で、UV-LEDの材料である窒化アルミニウム(AlN)の結晶成長技術を有する米国のベンチャー企業を買収する契約を締結した。

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 旭化成は、紫外発光ダイオード(UV-LED)のベンチャー企業であるCrystal IS(CIS)を買収し、UV-LED市場に参入する。2011年12月28日付でCISの全株式を取得する契約を締結した。

 CISは、化合物半導体の1つである窒化アルミニウム(AlN)の結晶成長技術や、この材料を使ったUV-LEDの開発を強みとする。旭化成は、CISの技術を取り込むことで、UV-LED事業の早期立ち上げを目指す。2014〜2015年に事業化する予定で、将来的にはAlN材料を使ったUV-LEDのみならず、同材料を使った電子デバイスの製品化も検討する。

 同社が製品化するのは、波長が200〜300nmと短波長側のUV-LEDである。殺菌効果が優れているため、殺菌装置や医療機器といった用途を想定している。同社は、電子部品領域の化合物半導体事業を強化分野の1つに位置付け、新事業の立ち上げを検討していた。この一環で、CISの一部株式を2010年7月に取得し、AlN単結晶基板の共同開発を進めていた。

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