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4Kから8K、そしてIGZO――進化するテレビを支える先端技術CEATEC 2012(3/3 ページ)

「近未来のテレビにワクワクする」のもCEATECの楽しみの1つ。“フルHDの次のテレビ”として期待されている4Kテレビやスーパーハイビジョン(8K)、そして話題のIGZOなど、先端技術を駆使したCEATEC出展のテレビを集めてみた。

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「4Kの次は8K」スーパーハイビジョンのデモ

 「次代を感じる先端技術」が見どころのCEATECでは、“近未来のテレビ”の提案も行われている。NHKとJEITAの共同ブースでは、“4Kの次のテレビ”として、NHKが中心になって研究を進めているスーパーハイビジョン(8K)をデモンストレーションしていた。

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 スーパーハイビジョンは、現在放送されているハイビジョンの16倍となる3300万画素(7680×4320画素)の高精細な映像が特徴。試験放送の目標は2020年と実用化はまだ先だが、その技術は着々と進化を遂げている。会場ではシャープとNHKが2011年に共同開発した8K対応の85インチ液晶ディスプレイを使用し、1〜2mの至近距離での次世代映像を体験できた。

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CEATECでは1〜2mの至近距離でスーパーハイビジョンの8K映像を体験できる

 スーパーハイビジョンは120Hzで駆動させているため、動きの速いシーンでも高精細な8K映像のまま表現できるという。120Hz駆動のためにNHKが静岡大学と共同開発したフレームレート120Hz対応のイメージセンサーも参考出展されていた。

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フレームレート120Hz対応のスーパーハイビジョン用イメージセンサー

 またパナソニックのブースでは、NHK放送技術研究所と共同開発した8K対応145V型プラズマディスプレイが参考展示されており、目の前全体に広がるスーパーハイビジョンの高精細な映像に目を凝らして見入る来場者の姿が見られた。

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パナソニックブースでは、大迫力の8K対応145V型プラズマディスプレイが来場者の注目を集めていた
CEATEC JAPAN 2012特集

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