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家電や医療機器からスノーゴーグルまで、スマホ連携機器が次々登場組み込み技術 フォトギャラリー(1/4 ページ)

2012年は、スマートフォンと連携できる製品が次々に登場した。連写モードで撮影した画像をスマートフォンに送信できるスノーゴーグルや、スマートフォンを顔の前にかざすだけで心拍数が計測できるアプリなど、興味深いものをいくつか紹介したい。

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 スマートフォンは、家電(CE: Consumer Electronics)業界のあり方を根底から覆している。

 2012年1月に「2012 International CES」が開催された際、筆者はこう記した。「新たな家電時代の幕開けに備えよ。テレビが“家電の王様”であった時代は、もはや終わった。アプリケーション(アプリ)、サービス、ハードウェアが実現すべき接続性といった観点から考えると、次世代テレビの姿を決めるのはモバイル機器だということが、今年のCESでは明らかになった」

 こうしたトレンドは、何もテレビに限ったことではない。カメラからヘッドフォン、セットトップボックス、車載エンターテインメントシステム、照明システム、個人向けのヘルスケア製品に至るまで、ありとあらゆる機器に広がっている。

 家電業界は、われわれ消費者がこれまで一度も目にしたことのない、新しい形へと変化しつつある。例えば、家電を制御するための使い勝手の良いモバイルアプリなどが既に登場している(関連記事:「クラウドとNFCで家電が変わる」、パナソニックがスマート家電を一挙発売)。

 例えば、ある電子機器を開発しようと考えたとき、それがスマートフォン(スマートフォンのアプリ)で既に実現されている機能を持つ物ならば、わざわざ新しい機器を開発する必要はない。スマートフォンというハードウェアプラットフォームがあるのだから、それにソフトウェアを追加すれば、ありとあらゆる機能を実現できるはずだ。

 では、「スマートフォンと連動して機能する」という1つの設計目標の下に開発された面白いガジェットを紹介していこう。

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