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ESECで見つけた“気になる技術”(前編) クイズができるロボットに自律型の位置計測端末:ESEC2013 フォトギャラリー(1/2 ページ)
組み込みシステムの展示会「ESEC2013」を写真で振り返る。前編となる今回は、音声認識機能を搭載したロボットや、GPSを使わない自律型の位置計測端末などを紹介する。
2013年5月8〜10日に、「第16回 組込みシステム開発技術展(ESEC2013)」が東京ビッグサイトで開催された。ESEC2013で見つけた“気になる技術”を写真で紹介する。
おしゃべりも、家電制御もお任せ
レイトロンの音声認識システムモジュールを組み込んだ音声認識コミュニケーションロボット。あらかじめプログラムされている言葉であれば、理解し、返答してくれる。具体的には、クイズや暗記ゲームなどで遊んだり、あいさつをしたりすることができる。また、赤外線のリモコンを内蔵しているので、テレビをつけるなど家電を制御することも可能だ。現在、介護施設を中心に利用されている。デモでは、ロボットが「1769年にコルシカ島で生まれたフランスの英雄は?」などという、ちょっと高度な(?)クイズも出していた(ちなみに答えはナポレオン・ボナパルト)。
車載向けMEMSセンサー
HMI実現に必要な機能を1チップに
ルネサス エレクトロニクスのマイコン「SH7269」を搭載した組み込みボードのデモ(左)。HMI(Human Machine Interface)を組み込む際に必要となるカメラ入力や表示機能、サウンド機能などを1チップに集積した。タッチパネルに対応していて、主にカーナビゲーションシステムや産業機器向け操作パネルなどで利用されている。大容量RAM(2.5Mバイト)を搭載したことで、外付けメモリなどが不要になるため、コストダウンに成功したという(クリックで拡大)。
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