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4K対応ディスプレイが競演――CEATEC 2013:フォトギャラリー CEATEC 2013(2/2 ページ)
2013年10月1日に開幕するCEATEC JAPAN 2013で、最も来場者の注目を集めそうな話題が「4K対応ディスプレイ」だろう。写真で各社の4K対応ディスプレイの展示をまとめた。
ソニー
ソニーは、酸化物半導体TFTと、有機EL発光層の光を効率よく取り出せる独自技術「スーパートップエミッション」方式を組み合わせた56型の有機ELディスプレイを参考展示している。その他、4K撮影用に新たに開発した独自の有効約830万画素裏面照射型CMOSイメージセンサー「Exmor R」とソニー独自の「高性能Gレンズ」を搭載したデジタル4Kビデオカメラレコーダー ハンディカム「FDR-AX1」なども出品している。
三菱電機
三菱電機は、開発中のレーザーバックライト方式を採用した4K対応液晶ディスプレイ「4K LASERVUE」のデモを展開する。4K対応という高精細さに加え、レーザーバックライト方式特有の広色域を実現している点などを強調する。
東芝
東芝は、発売中の4K対応液晶テレビ「Z8Xシリーズ」の展示とともに、50型、40型の4K対応ディスプレイを参考展示している。
シャープ
シャープは、IGZO液晶ディスプレイを採用したスマートフォンやタブレット端末などを展示するとともに、ノートPCや液晶ディスプレイなどにも拡がる「IGZO World」を幅広く訴求する。IGZO技術の新しい用途提案として、次世代MEMSディスプレイ(関連記事:IGZO+MEMSでディスプレイが進化する! シャープがCEATECで「MEMSディスプレイ」展示)や32型の4K対応ディスプレイを参考出品している。
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