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IoT時代に備える、簡単な無線接続をかなえる11の機器(前編)無線通信技術(6/6 ページ)

モノのインターネット(IoT)の世界では、あらゆる機器を、いかに簡単に無線に接続するかが重要になる。無線ネットワークを容易に構築できるソリューションを提供できれば、小規模の新興企業にとって、大きなビジネスチャンスとなる可能性は高い。

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【5】センサーをプラグイン接続

 ThingWorxとLibeliumは、両社のコネクティビティ製品群を1つのソリューションに統合すべく、パートナー契約を締結した。

 Libeliumの「Waspmote」は、センサー機器を無線で接続するためのモジュールである。センサーをプラグイン接続するだけで、センサーが取得したデータを無線で伝送することができる。GPRS、3G、ZigBeeやWi-Fi、IEEE 802.15.4、Bluetooth、NFCなど多くの通信規格に対応する。


「Waspmote」は、約200米ドルで入手できる

 ThingWorxの開発プラットフォームは、機器間の通信を簡素化することによって、センサーやさまざまな種類の機器をシームレスにつなぐことが可能だ。

 ThingWorxのCEO(最高経営責任者)であり共同創設者の1人でもあるRuss Fadel氏は、同社のWebサイトの中で、「現在、接続されている機器の数は10億台だが、今後10年間で500億台にまで増加すると予測されている。そのため、接続を簡易化するソリューションも同様に増やす必要がある。これは、エンドツーエンドのソリューションを開発している企業にとって、非常に大きなチャンスだといえるだろう」と述べている。

【翻訳:滝本麻貴、田中留美、編集:EE Times Japan】

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