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2014年のCESはウェアラブル機器祭り? 展示予定のガジェットを一挙公開:2014 CES(4/5 ページ)
2013年は、多くのウェアラブル機器が登場した。同市場には、2014年も引き続き高い関心が寄せられそうだ。2014年1月に米国で開催される世界最大のコンシューマーエレクトロニクスショー「2014 International CES」でも、心拍をモニタリングする水泳用ゴーグル、子どもを見守るスマートウオッチ、頭部への衝撃からスポーツ選手を守るキャップなど、さまざまなウェアラブル機器が展示される予定だ。
子ども向けの“スマートウオッチ”
「FiLIP」は子ども向けに開発された腕時計型のウェアラブル機器だ。親が子どもの位置情報を確認したり、テキストメッセージを送ったりすることができる。
この機器を開発したFilip Technologiesによると、FiLIPは、GPS、Wi-Fi基地局、携帯電話基地局の3つを使って位置情報を割り出すという。緊急ボタンも搭載していて、子どもがボタンを長押しすると、あらかじめ登録した5件の連絡先に位置情報付きのメッセージが届いて電話をかけるようになっている。
センサー内蔵バスケットボールでドリブル技術が向上?
InfoMotion Sports Technologiesが開発した「94Fifty Smart Sensor Basketball」は、厳密に言えばウェアラブル機器ではない。センサーを搭載したバスケットボールで、ドリブルやシュートといった動きをモニタリングすることができる。スマートフォンに専用アプリをダウンロードすれば、スピンや加速度など、ボールに与えられた力の情報がBluetoothを介して送られる仕組みだ。
94Fifty Smart Sensor Basketballは、
- 規定のバスケットボールと同様のサイズ、重さなどを実現
- 屋外/屋内の両方で使用が可能で、耐水性も備えている
- 電池で8時間の連続使用が可能
- シュートとドリブルのデータを取得できる
- Bluetoothを使った接続距離は最大90フィート(約30m)
といった特徴を備えている。
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