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ネットにつながる端末、2014年末には60億台超にビジネスニュース 業界動向

スマートフォンやタブレットをはじめ、インターネットに接続される端末は、今後も増え続け、2014年末までには60億台を超える見込みだ。

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 米国の市場調査会社であるIHS iSuppliが2012年2月12日に発表したリポートによると、現在爆発的に普及しているスマートフォンやタブレット端末、テレビ、ノートPCなどインターネットに接続される端末(以下、インターネット接続端末)の総数は、2014年末までに世界全体で60億台を上回る見込みだという。

 世界のインターネット接続端末の台数は、今後12カ月間で6%増加し、61億8000台に達すると予測されている。その中で大きな割合を占めるのは、ビデオゲーム機やタブレット端末、携帯電話機、液晶テレビ、セットトップボックス、ノートPCなどだ。

 ゲーム機市場は、今後12カ月間で過去最高の成長率で伸びると予測されている。Microsoftの最新ゲーム機「Xbox One」とソニーの「プレイステーション4(PS4)」が、需要をけん引するとみられる。

 一方、2014年に生産台数が減少すると予測されている機器は、デジタルスチルカメラやデスクトップPC、DVDプレーヤ、携帯型メディアプレーヤ、ビデオカメラなどである。これらの製品は近年、人気が右肩下がりの傾向にある。スマートフォンやタブレットなど、多くの機能を搭載した機器による置き換えが進んでいるためだ。例えばデジタルスチルカメラは、高性能カメラを搭載するスマートフォンの増加に伴い、大きくシェアを失っている。

 常時接続に対する要求が依然として高まっていることから、消費者は今後、さらに高性能なデバイスへと流れていくとみられる。IHS iSuppliで情報技術担当シニアディレクタを務めるJagdish Rebello氏は、プレスリリースの中で、「ソーシャルメディアや常時接続に対する消費者の要求は、とどまるところを知らない。機器メーカーは今後も、そうしたニーズに対応する機器を投入し続けていくだろう」と述べている。

 インターネット接続端末が全盛期を迎えた2000〜2007年当時、年平均成長率は約20%に達した。また、世界全体が景気後退から回復し始めた2010年頃は、生産台数が約10%増加している。現在の生産台数の増加率は、過去4年間で最も高い。しかし、現在の生産台数の増加傾向は、2010年当時のようなマクロ経済の影響によるものではない。

 2014年以降は、全体の生産台数が引き続き増加する一方、成長率は鈍化し始めるとみられている。IHS iSuppliのリポートによると、インターネット接続端末の台数は、2015年から2017年の間にさらに194億2000万台増加する見込みだという。

【翻訳:田中留美、編集:EE Times Japan】

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