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NVIDIAの業績が堅調、「Tegra K1」も本格的に量産へビジネスニュース 企業動向

NVIDIAの2015年第1四半期における業績は堅調だったようだ。「Kepler」の後継アーキテクチャとなる「Maxwell」を採用したGPU「GTX 750」や、モバイル向けプロセッサ「Tegra K1」への注目度が高く、Tegra K1は2014年内に本格的に量産がスタートする見込みだという。

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 PCゲーム市場の好況により、NVIDIAの2015年第1四半期(2014年4月27日締め)の収益は2桁台後半の成長を遂げた。

 NVIDIAは、同四半期の純利益が1億3700万米ドルで、前年同期比で75%増加したものの、2014年第4四半期からは7%減少したと発表した。GAAP(一般に公正妥当と認められている会計原則)に基づく一株当たりの利益は、前年同期比85%増の0.24米ドルだった。

 売上高は11億米ドルで、前年同期比では16%増加した。前四半期に比べると4%減少したが、NVIDIAの経営陣はこの減少について「季節的な要因によるもの」としている。

 売上高に最も貢献しているのはGPU事業部門で、全体の売上高のうち81%近くを占める。GPU事業部門の2015年第1四半期における売上高は8億9800万米ドル。前年同期比で14%増、前四半期比で5%減となった。

 同社はハイエンドのデスクトップPCおよびノートPC向けGPU「GeForce GTX」シリーズに対する需要の大きさに言及した。中でも、「Kepler」の後継アーキテクチャである「Maxwell」を初めて採用した「GTX 750」の売上成長率は57%に達したという。

 特に需要が大きかった2分野として、中国や米国、欧州で需要を集めたデスクトップPC向けGPUと、ハイエンドのゲーム用ノートPCが挙げられる。一方で、ノートPC市場の低迷が続くことから、ノートPC向けGPUの売上高は減少した。

「Tegra K1」は、本格的に量産へ

 スマートフォン/タブレット端末向けのモバイルプロセッサ「Tegra」の売上高は、スマートフォンや自動車といった分野からの健全な需要に支えられ、前年同期比35%増の1億3900万米ドルに達した。だが、この増加はAndroidタブレット端末用のSoC(System on Chip)の売上高の低迷で相殺された。

 NVIDIAのプレジデント兼CEOであるJen-Hsun Huang氏は、2014年5月8日のアナリストとのカンファレンスコールの中で、同社が2014年に、64ビットの高性能プロセッサ「Tegra K1」の量産を本格的に始める計画であると述べた。Tegra K1はゲームや自動車のなど向けのプロセッサである。

【翻訳:青山麻由子、編集:EE Times Japan】

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