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「iPhone 6 Plus」を分解:製品解剖 iFixitがWebで公開(2/2 ページ)
2014年9月19日に発売されたAppleの新型スマートフォン「iPhone 6 Plus」。モバイル機器の修理マニュアルを提供するiFixitが、早速、iPhone 6 Plusの分解を行った。その様子を見ていこう。
「M8」は「M7」に続いてNXPのマイコン
では、メインボードの裏面だ。
中央の赤い部分が、フラッシュメモリであり、分解した端末には、SK Hynix「H2JTDG8UD1BMS」(128Gビット容量)が搭載されていた。また、青い部分がNXP SemiconductorsのARM Cortex-M3コアを搭載したマイコン「LPC18B1UK」であり、これが恐らく、モーション・コプロセッサ「M8」だ。
他の搭載部品は次の通り。
- オレンジ:村田製作所「339S0228」(Wi-Fiモジュール)
- 黄:Dialog「338S1251-AZ」(カスタムのパワーマネジメントIC)
- 緑:Broadcom「BCM5976」(タッチスクリーンコントローラー)
- ピンク:NXP「65V10」(NFCモジュール+セキュアエレメント)
- 黒:Qualcomm「WTR1625L」(RFトランシーバー)
- Qualcomm「WFR1620」。受信専用のコンパニオンチップで、キャリアアグリゲーション用と思われる
- Qualcomm「PM8019」(パワーマネジメントIC)
- Texas Instruments「343S0694」(タッチトランスミッター)
- AMS「AS3923」(NFC用アナログフロントエンド)
- Cirrus Logic「338S1201」(オーディオコーデックIC)
なお、iPhone 6 Plusの分解の詳細は、iFixitのWebサイトに掲載されている。
- 関連記事:「iPhone 6」を分解
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