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ルネサスの車載情報機器向けSoC、第3世代「R-Car」は16nmプロセス、最大8コアにelectronica 2014(2/2 ページ)

ルネサス エレクトロニクスはドイツ ミュンヘンで開催中の「electronica 2014」(2014年11月11〜14日)で、車載情報機器向けSoC「R-Car」など車載向け半導体の展示を行うとともに、次世代の「第3世代R-Car」製品に16nmプロセスを採用し、最大8つのCPUコアを搭載する方針を明かした。

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最新マイコン「RH850/P1x-Cシリーズ」のデモも

 electronica 2014では、2014年11月に発表されたばかりの「RH850/P1x-Cシリーズ」のデモも行われた。RH850/P1x-Cシリーズは、運転支援システム向けの車載マイコンである(関連記事:ルネサスが語る、クルマを安全に制御する車載マイコンの“技術の四隅”)。今回のデモは、日本で公開したデモとは異なるものだ。


「RH850/P1x-Cシリーズ」の1グループである「RH850/P1H-C」のデモ。2つのコアはそれぞれ、CAN FD(CAN with Flexible Data Rate)でディスプレイに接続されている。1つのディスプレイには処理性能がリアルタイムで表示され、もう1つのディスプレイにはアルゴリズムを処理している様子が表示されている(クリックで拡大)

RH850/P1x-Cシリーズのもう1つのグループである「RH850/P1M-C」のデモ。2個のモーターを個別に制御して、プラスチックのホイール上に描かれた絵が“静止画”のように見えるようにしている。「2つのモーターを個別に制御すること自体は特に珍しくはないが、非常に高精度に制御できることが特長だ」(ルネサスの説明員)。同製品の主な用途はEPS(電動パワーステアリング)などである(クリックで拡大)
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